加山又造KAYAMA Matazo1927-2004
音
- NO IMAGE
- 1972(昭和47)
紙本彩色
65.0×92.0cm
加山又造は現代日本画壇を代表する一人として、創画会を中心に常に意欲的な創作活動を展開し、伝統に現代の美意識を加味した新たな日本画制作に取り組みました。
萩の花のそばで何かが音をたてる気配に、耳を澄ます猫の親子。この作品に描かれた緊迫感あふれる静止の一瞬には、時間と空間の拡がりが凝縮されています。日本の伝統的な花鳥画の様式美を持つ作品でありながら、生き生きと描かれた青い目のヒマラヤンからは、現代感覚溢れるモダンさが感じられます。
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雪ノ道