黒田辰秋KURODA Tatsuaki1904-1982
螺鈿黒漆大名縞手筥
- 1979(昭和54)
漆工、螺鈿
30.7×15.6×h.21.0cm
黒田辰秋は、木工芸の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けた作家です。その作域は多岐にわたっており、螺鈿による漆芸には、貝の複雑な色味を組み合わせた繊細なものから、華やかな図案による大胆なものまでさまざまな作品があります。
この作品は、漆地に螺鈿で縞織物の大名縞、すなわち、細い縦縞(経縞、竪縞とも書く)を表現しています。 黒地の端正な箱に、日本
その他のコレクション -黒田辰秋-
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拭漆栃手筥