2016年
天皇皇后両陛下の行幸啓を賜りました
11月18日(金)、現在開催中の「メナード美術館コレクション名作展-とっておきの名画と出会う-」に
天皇皇后両陛下の行幸啓を賜りました。
当日は、小牧市長、小牧市議会議長、日本メナード化粧品株式会社の野々川社長がお出迎えし、展示室にて、当館担当役員より美術館の設立経緯をご紹介いたしました。
つづいて、当館学芸課長の説明にて、当館のシンボルとして開館当初より展示している木彫作品、マリノ・マリーニ《馬と騎手(街の守護神)》をご覧いただきました。本作は、第二次世界大戦後まもなくに制作された作品で、復興と平和を願う作者の祈りが込められています。両陛下は、イタリアの巨匠である彫刻家の代表作が日本にあることをお知りになり、感慨深げなご様子でした。さらに本作品の後ろ側にも回られ、皇后陛下が騎手の背中に描かれた白い羽の表現をみつけられ、おふたり寄り添いながら温かな眼差しを注いでいらっしゃいました。当館館長は、ゴッホそしてピカソの作品を前にその魅力をお伝えし、両陛下は、館長の説明に深くうなずきながら耳を傾けてくださいました。
本展では、当館を代表するコレクションが勢ぞろいしています。一点一点にお目を留められ、なかには描かれた植物の品種にご興味を示されたり、作品の材質などについてご質問されたりと、細部まで熱心にご覧くださいました。
本館正面にてお出迎えの様子
展示室1にてご案内の様子
(11月25日更新)
開館30周年記念ロゴマークのご紹介
おかげさまで、メナード美術館は来年の10月28日に開館30周年を迎えます。
これを記念するロゴマークをご紹介します。
30thの文字の上に構えるアーチは、導入となる展示室1から、展示室2への入口のデザイン。
アーチ左上のグラデーションは、展示室1に降り注ぐ自然光をイメージしたもので、同時に展示室2の空間も表しています。この上に連なっていくスクエアは、展示室3、4、5、ミニギャラリー、廊下の展示スポット。こうして7つの空間を舞台とした一連の美術鑑賞によって、数々の作品がもたらす気持ちの高まりを表現しています。
一方、ロゴ全体に視点を向けると、石造りの外壁が印象的な本館入口のしつらえを彷彿とさせます。
30周年を迎えるにあたり、メナード美術館のコレクションのさらなる充実はもとより、当館がこれから未来へと進む、前向きな姿勢を象徴するデザインとしました。
(11月22日更新)
改修工事を行うため
2017年1月30日(月)~4月26日(水)の期間、休館いたします
メナード美術館は、来年の10月28日で、開館30周年を迎えます。
この節目を前に、2017年1月30日(月)~4月26日(水)の3か月間ほどお休みをいただき、改修工事を行うことといたしました。
皆様にはたいへんご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
(6月5日更新)
4月23日(土)テレビ番組「美の巨人たち」にて
当館コレクションの葛飾応為《夜桜美人図》放映
4月23日(土)22:00より、テレビ東京系列全国6局ネットの「美の巨人たち」でメナード美術館コレクションの葛飾応為《夜桜美人図》が紹介されます。
作品について初めてお知りになる方はもちろん、すでに何度も作品をご覧になっている方にとっても、新鮮で興味深い話がお楽しみいただけるでしょう。
また、BSジャパンでも5月18日(水)23:00より同じ内容で放映されます。いずれも30分番組です。
なお、当館では常設展示を行っておらず、本作については、年内展示の予定がございませんのでご了承ください。
番組ホームページはこちら http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/160423/
(4月16日更新)