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新春展
麗しの日本-日本画と漆工芸の美-
2007年1月2日(火)-2月25日(日)
うるしの魅力-暮らしの中の漆工芸-
漆(うるし)と聞くと「高級なもの」や「手入れが大変」といったイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。漆を普段使いすることが少なくなった現代では、漆本来の良さを味わう機会が減っており、そのためイメージだけが先行してしまう傾向にあります。
この講座では、漆工芸が作られていく工程や、その際に使用する道具などをご紹介し、実際に漆器を手に取り、鑑賞しながら、日常での漆器の取り扱い方を教えていただきます。
装飾の美しさ、凛とした姿、手触りや口当たりのよさ、そしてしっとりとした温かみといった漆ならではの魅力を感じ、漆を日常に取り入れるきっかけになればと思います。
講 師:安藤 則義氏(日本工芸会正会員・日本文化財漆協会理事)
日 時:2007年1月27日(土)午後2時~3時30分
定 員:30名(先着順)
参加方法:要事前申込・参加費無料(但し、当日の入館券が必要)
会 場:メナード美術館 講義室
〈安藤 則義〉
1947年 愛知県豊田市(旧小原村)に生まれる
1971年 愛知県立芸術大学美術学部卒業
父・繁和の元にて和紙と漆工芸に従事
1975年 日本伝統工芸展初入選
1981年 日本工芸会正会員となる
1997年 東海伝統工芸展日本工芸会賞受賞
2003年 愛知県芸術文化選奨文化賞受賞
現在 日本工芸会正会員/日本文化財漆協会理事
愛知県立芸術大学非常勤講師