美しさにまごころこめて

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展覧会タイトル

画家をとりまく人とのつながりや作品制作にまつわる背景など、さまざまなエピソードをみることができる美術作品。本展では、1500点余りあるメナード美術館コレクションから代表作約80点を選び、作品の持つ「エピソード」とともに紹介します。あわせて、モティーフの固有色にとらわれず、大胆な色彩でパリ郊外を描き出したアンドレ・ドラン《イル=ド=フランス風景》、簡潔な線と色面によって身近なものを表現した熊谷守一《牛》などをコレクションから初公開します。本展を通して、作品の新たな魅力を探してみませんか?

※11/5に一部展示替を行います

展示構成

西洋絵画

当館の西洋絵画コレクションは、フランス近代美術を核として、19世紀後半から20世紀の作品で成り立っています。ここでは、印象派からフォーヴィスム、キュビスムを経て現代へと至る美術の流れを、コレクションを通してご覧いただきます。ドランやマティスなどフォーヴの画家たちを中心に、彼らが影響を受けたゴッホとセザンヌのほか、交流のあったピカソの作品など、画家たちの交友関係とあわせて紹介します。

アンリ・マティス《コリウール風景》
アンリ・マティス《コリウール風景》1905~06頃
ジョルジュ・ブラック《自転車》
ジョルジュ・ブラック《自転車》1952

日本画

明治以降の作品が主軸となっている当館の日本画コレクション。この一端を前期、後期にわけてご覧いただきます。前期は清澄な美人画で知られる上村松園など京都画壇の作品を、後期には、日本美術院を再興しその中心として数々の名作を発表した横山大観など院展の画家たちの作品を紹介します。さらに大胆な構図と明快な色で自然を表現した福田平八郎や、国内外の風景を情緒豊かに描いた東山魁夷の作品を全会期を通して展示します。

上村松園《新秋》
上村松園《新秋》1940~45頃
前期展示
福田平八郎《竹に雀》
福田平八郎《竹に雀》1966頃

日本洋画

岡田三郎助、藤島武二をはじめとする近現代の作品で構成されている日本洋画コレクション。今回は、その中より明治から昭和にかけて活躍した画家たちの作品を展示します。油彩画に伝統的な日本画の表現を取り入れた梅原龍三郎や、「麗子像」で知られ、北欧ルネサンスや東洋美術に影響を受けた画風を展開した岸田劉生、日本の前衛芸術の先駆者である山口長男などの作品を通して、近代から現代に続く日本の洋画家たちの歩みをご覧ください。

岸田劉生《笑ふ麗子》
岸田劉生《笑ふ麗子》1922
安井曽太郎《焼岳》
安井曽太郎《焼岳》1941

彫刻 工芸 書

キュビスムを彫刻において追求したアーチペンコ、日本の大理石彫刻の先駆者・舟越保武など、国内外の彫刻作品や、志野などの伝統技法の再現に力を注いだ荒川豊蔵といった近現代の工芸作品を、全会期通して展示します。また、前期には平安時代の古筆を出品します。

アレクサンダー・アーチペンコ《立像》
アレクサンダー・アーチペンコ《立像》1922
富本憲吉《金銀彩羊歯角飾筥》
富本憲吉《金銀彩羊歯角飾筥》1961~62

【特集展示】平成のアートシーン

2019年5月の改元を記念し開催する特集展示。ここでは、島田章三や宮崎進など昭和から平成にかけて活躍した画家や、鳥羽美花や瀧下和之といった、新しい時代においても意欲的に制作を続ける画家たちの「平成の作品」をご覧いただきます。

宮崎進《Head》
宮崎進《Head》1990
今井龍満《Peacock》
今井龍満《Peacock》2017
初公開コレクション

5体の鬼フィギュアがズラリ!

瀧下和之《鬼フィギュアDX赤鬼》
瀧下和之《鬼フィギュアDX赤鬼》2018
初公開コレクション

メナード美術館 初公開コレクション

アンドレ・ドラン《イル=ド=フランス風景》

アンドレ・ドラン
《イル=ド=フランス風景》

制作年:1904~05年
形質:油彩、カンヴァス
サイズ:40.6×54.3cm

マティス、ヴラマンクとともにフォーヴィスムを牽引したアンドレ・ドラン。1904年の秋、ドランは3年間の兵役を終え、友人のヴラマンクとともに、セーヌ川沿いの町に滞在し制作を行います。本作はこの時期の作品です。地面をオレンジで塗り、黒に近い色で影のように木々を表現する描写など、モティーフの固有色から脱し、自由に色彩を用いようとするフォーヴィスムの目覚めを感じることができます。

熊谷守一《牛》

熊谷守一
《牛》

制作年:1956年
形質:油彩、板
サイズ:24.1×33.4cm

熊谷守一は、植物や動物、虫など身近ないきものたちを作品のテーマとしてきた画家です。子どものような好奇心あふれるまなざしで、いきものたちを描き続けました。
本作では、簡潔な線と色面によって、土の上で寝そべる牛の姿だけでなく、穏やかな雰囲気も描き出しています。
モティーフの形態をしっかりと観察し分析した上で絵筆をとっていたという熊谷。鋭い観察眼によって対象の本質を掴んでいたからこそ、いきものとそれをとりまく空気感も描き出せたのではないでしょうか。

濱田樹里《花潮》

濱田樹里
《花潮》

制作年:2018年
形質:紙本彩色
サイズ:69.7×200.2cm

「生命」というテーマのもと、生命の象徴として花を題材に制作をおこなう濱田樹里。生まれてから小学校高学年までインドネシアで生活していた濱田にとって、インドネシアの赤土の大地は、原風景であり、作品イメージの源にもなっています。
赤や白、黄色の花々を描いた本作は、特に赤い花弁が際立つ作品。2メートルに及ぶ画面に大きく広がる姿は、地面に流れうごめくマグマや体内を循環する血液を連想させ、力強い生命力やエネルギーを感じさせます。

※ 展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。

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メナード美術館

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