うつりゆく季節を感じさせる花鳥や風景、あるいは遥かなる歴史の世界が抒情性をもって描かれた日本画。そこには、色、質感といった独特の絵具の味わいや、画面の余白と緊張感を持った線とが創り出す空間美があります。
このたびメナード美術館では、コレクションより約40点を選び「日本画名作展」を開催いたします。近代日本画を代表する横山大観、上村松園らに始まり、今日の画壇で活躍する田渕俊夫、宮正明といった画家まで、37人による名作の数々をお楽しみください。また、日本画ならではの美とともに、巧みな技から生まれた陶芸の秀作も展示いたします。
※ 展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。
- 横山大観《霊峰不二山》1933
- 福田平八郎《躑躅頬白》1956頃
- 上村松園《美人詠歌図》1941~42頃
- 宮正明《協奏曲(あま)》2007