Ⅰ 舟越桂《長い休止符》を体感しよう！のコーナー

《長い休止符》のモデルは、彫刻家・舟越桂さんの友人である音楽家です。
遠いまなざしをした音楽家はどんな場所にいて、どんな音色を奏でているのでしょうか。
今回、作品に表されているモデルとヴァイオリンの影があなたの影となり、あなたは、この彫刻作品を体感することになります。
見ているだけでは分からない、さまざまなものを感じてみましょう。

日時：会期中開催
会場：アネックス・ホール（別館）
会期中の入館券が必要

Ⅱ メナード美術サロン「銅版画家・長谷川潔－日本とフランスでの生涯と作品」申込先着60名

長谷川潔（1891－1980）は27歳で銅版画を学ぶため渡仏し、失われた古典技法マニエール・ノワール（メゾチント）を再興、フランスで高い評価を受けました。日本時代の木版画から深い精神性を宿す晩年の作品まで、長谷川潔の創作世界を探ります。

日時：5月28日（土）　14：00～15：30
講師：猿渡紀代子氏（横浜美術館・大佛次郎記念館 特任研究員）

会場：アネックス・ホール（別館）
会期中の入館券が必要

〈猿渡紀代子〉
横浜美術館学芸員として、「長谷川潔」展（1991、2006年）、「恩地幸四郎－色と形の詩人」展（1994年）、「アジアへの眼－外国人の浮世絵師たち」展（1996年）、「ポール・ジャクレー　虹色の夢をつむいだフランス人浮世絵師」展（2003年）などを企画。著書に『長谷川潔の世界』（全3巻）、監訳書に『よみがえった芸術－日本の現代版画』ほか。