美しさにまごころこめて

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みなさんの近くにも犬やねこ、鳥など、いろいろなどうぶつたちがいるでしょう。それは、絵をえがいたり、ものを作ったりする芸術家(げいじゅつか)たちにとっても同じです。人間とはまたちがった形やうごきのどうぶつたちは、芸術家たちの心をひきつけたようで、むかしから作品にえがかれたり、形作られたりしてきました。
美術(びじゅつ)の森に生きるどうぶつたち」(てん)では、そのようなどうぶつたちをテーマにした作品を(あつ)めました。作品の中のどうぶつたちは、どんなすがたで、どんな色や形をしているのでしょうか?わたしたちが知っているすがたと同じでしょうか?
この夏休み、メナード美術館(びじゅつかん)へどうぶつたちに会いに来てください!

「美術(びじゅつ)の森(もり)」って、なに?

木がたくさん(あつ)まると森になる。
では美術の作品(さくひん)がたくさん集まるとなにになるのでしょう?
この夏、メナード美術館(びじゅつかん)は「美術の森」となって、
そこに生きるどうぶつたちのすがたを紹介(しょうかい)します。

ねこをクリックしてみてね

メナード美術館 初公開コレクション

いぬ
今井龍満《Dog (long ears)》

今井龍満(いまい りゅうま)
Dog(ドッグ) (long(ロング) ears(イヤーズ))》

制作年:2018年
形質:エナメル・アクリル絵具(えのぐ)、カンヴァス
サイズ:53.0×41.0cm

さまざまなどうぶつを本当の色にとらわれない自由(じゆう)な色づかいで親しみぶかくえがく今井龍満。この作品では耳のたれた犬をえがいています。
赤い頭やブルーの目は、本当とはちがう色ですが、何か言いたげにじっとこちらを見つめるような、かわいらしい犬のすがたをよくとらえています。このなんとも言えないどうぶつの表情(ひょうじょう)と生き生きとした様子(ようす)を作りだすのは、太くなったり、細くなったりとゆれるような線です。これは、絵具を上からしたたらせる「ポアリング」という方法(ほうほう)でえがかれています。空中で今井のコントロールからはなれた絵具が、思いもしない線をえがくのです。

かめ
富田菜摘《諭吉》
くじゃく
富田菜摘《諭吉》

富田菜摘(とみた なつみ)
諭吉(ゆきち)

制作年:2007年
形質:ミクストメディア
サイズ:125.0×70.0×70.0cm

大雅(たいが)

制作年:2021年
形質:ミクストメディア
サイズ:140.0×101.0×5.0cm

大きな甲羅(こうら)をせなかに乗せたゾウガメの諭吉。みどり色の羽を大きく広げるクジャクの大雅。それぞれのどうぶつのすがたが、よくあらわされています。
この作品をつくった富田菜摘は、おかしや()みもののカン、こわれた楽器(がっき)機械(きかい)使(つか)われなくなった看板(かんばん)など、すててしまうもの(廃材(はいざい))を組み合わせてどうぶつを形作る立体造形作家(りったいぞうけいさっか)です。「廃材には、その(もの)が今までにたどってきた歴史(れきし)がある」と富田は言います。《諭吉》や《大雅》もよく見ると、さびた看板やスプーンやフォークなどが組み合わさってできていることがわかり、見れば見るほど発見(はっけん)のある楽しい作品です。ほかには、なにがどんなところに使われているのでしょうか。美術館でじっさいに見てみてください。

てんらんかいではほかにもいろんなどうぶつをしょうかいしています

ワイヤーアート作家・水谷一子(みずたに はじめこ)による作品《cat(キャット)》を特別展示(とくべつてんじ)します。
美術館(ない)で気ままにすごすネコたちを(さが)してみてください。
さて、何匹(なんびき)いるでしょう?

水谷一子《cat》2020 
撮影(さつえい):山口幸一 

※ 展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。

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メナード美術館

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