美しさにまごころこめて

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心奪われるような美しい風景や魅力的な人物に出会ったとき、人は感動し、それをいつまでも憶えておきたいと思います。画家であれば、その瞬間の輝きを作品として永遠に残したいと考えるでしょう。本展では、当館の1400点余りのコレクションから代表作を選び、そのなかから「美しいとき 美しいひと」を表した作品を中心に約80点集めました。
神秘的なイメージを明快な色とタッチで描いたシュルレアリスムを代表する画家のひとりルネ・マグリットの作品と、20世紀初頭に「乳白色の下地」を用いた裸婦像でパリの寵児となった藤田嗣治の作品をコレクションより初公開します。
東西の芸術家たちの作品を通して、彼らが残したかった「美しいとき 美しいひと」に思いを寄せ、「美しい」ひとときを過ごしていただければ幸いです。

✽ 会期中、一部展示替えがあります。
✽ 展示内容は変更になる場合がございます。

メナード美術館 初公開コレクション

ルネ・マグリット
《宴》

制作年:1957
形質:紙、グワッシュ サイズ:17.7×23.5㎝

ベルギー20世紀を代表する画家マグリット。身近なものをモティーフに思いがけない組み合わせで「だまし絵」風のイメージを多く生み出しました。
この作品も一見、ありふれた日没の情景ですが、木々の背後に隠れるはずの太陽が、まるでそこに丸い穴が開いているかのように鮮やかに表されています。木々の真ん中に空洞があるわけでもそこだけ透明なわけでもないため、ここにマグリットらしい仕掛けがなされているのだと気づきます。さらに、グワッシュ(不透明水彩絵具)特有の発色のよい色彩によって息をのむような美しい情景となりました。

美しい色と不思議な世界

ルネ・マグリット 《宴》
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2015
C0678

レオナール・フジタ(藤田嗣治)
《横たわる裸婦》

制作年:1927
形質:画布、油彩 サイズ:54.0×81.0㎝

20世紀初頭パリへ渡り、日本画の繊細な線描と西洋の伝統的な油彩の融合を研究しつづけた藤田嗣治。彼が生み出した「乳白色の下地」はパリで高く評価され、フジタは一躍、時代の寵児となりました。
ここでは「乳白色の下地」に魅惑的な視線を向ける裸婦が描かれています。腰をひねり膝を曲げた姿勢や白い肌に強めにつけられた陰影は1920年代後半のフジタの裸婦の特徴ですが、まっすぐにこちらを見つめる姿は珍しく、その目は見る者をハッとさせます。柔らかな栗毛、唇の薄いピンク、目元の淡いブルーにより、つややかな美しさが加えられました。

白く美しい肌と繊細な輪郭線

レオナール・フジタ(藤田嗣治)《横たわる裸婦》
© Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2015
C0678

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メナード美術館

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