美しさにまごころこめて

日本メナード化粧品株式会社

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティDante Gabriel ROSSETTI1828-1882

肖像

肖像
1869
紙、パステル
51.4×43.5cm

19世紀後半のイギリスにて流行したラファエル前派の中心人物のひとり、ロセッティ。彼はまた、優れた詩人でもありました。その文学的才は絵画にも表れており、従来の図像にはない場面選択や描写により神秘性を帯びた作品を残します。詩と絵画が互いに補足し合う手法を用いることも多く、本作も、弟子ウィリアム・モリス(1834-1896)の妻ジェーンに捧げられたソネット集『生命の家』の中の一作品「肖像」に対して描かれた作品です。
ロセッティは、ジェーンをモデルとした作品をいくつか描いていますが、彼女への恋心に気がついたころには、互いに別の相手と婚姻関係を結んでいました。「過去を思い未来を予見する影なす瞳」とソネットにて記された目もとをはじめ、ロセッティの公にはできない想いが、ひとつひとつ確認されるかのように克明に描写されます。光に包まれるジェーンの姿は、彼女を手の届かない神秘的な存在へと高めます。

セレクト10 -西洋絵画-

  • エドゥワール・マネ 黒い帽子のマルタン夫人
  • ポール・セザンヌ 麦藁帽子をかぶった子供
  • クロード・モネ チャリング・クロス橋
  • フィンセント・ファン・ゴッホ 一日の終り(ミレーによる)
  • ジョルジュ・スーラ アンサンブル(サーカスの客寄せ)
  • ジェームズ・アンソール 仮面の中の自画像
  • アンリ・マティス ヴェールをかぶった女
  • パブロ・ピカソ 静物=ローソク・パレットと牡牛の頭
  • ジョルジュ・ブラック 青いテーブルクロス
  • マルク・シャガール すみれ色の花

このページの先頭へ

メナード美術館

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat